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自由推し

自由推し

自由推しとは、個人は、規則で定められた範囲内において、合理的な動機抜きに自分とその財産を自由にするべきである、と提唱する人生哲学である。単に実存的な行為にのみではなく、個人に内在する動機にまで自由の概念を適用する点が他の政治理念、リバタリアニズム等とは異なる。

自由推しの人間は単にそれが制限されていないから、という理由でそれを行う。もしくは、他に動機が存在しても、これを明らかにする必要を感じない。「それは(私の)自由だから」と答えるのみである。

日常生活においては、ルールの範囲内で、もし明確にルールを設定されていなければ自分の思うままに、暗黙のルール(空気)はないものとして行動する、という振る舞いとなって現出する。

また、○○推しの一般的な用法に従い、自由推し哲学を実践する人間も、"自由推し"と呼ぶ。

由来

現在最も有名な"自由推し"は松浦亜弥さんですが、本人がそう自称したことはありません(松浦さんが登場するのでこの項より敬体に改めます)。

松浦さんが自由推しであることは、藤本美貴さんによって、以下のように指摘されました。2006/09/24(日)放送、『ハロモニ。』のメイン企画「松浦亜弥 スケバン疑惑裁判」。松浦さんが実はかわいい人ではなく、スケバンなのではないか? という疑惑を検証するために、五つの罪状で裁判を行うという企画。第一の罪は、辻希美さんによる告発で、「誕生日のパイ投げを必要以上に強く顔面に押しつけた、暴行罪」に問われた際の弁解。

松浦
えーっとですねぇ、これはですねぇ、あの、そのハロプロパーティー松浦亜弥キャプテン公演というのはですねぇ、私がいつもコンサートをやってるスタッフさんとやっていたんですけども、恒例行事なわけですよ、で別にそのソフトだろうが強かろうがそんな指示は一切出していませんし、自由なわけです、凄く自由なわけです、なんの決まりもないわけですから。たしかにやりました、がしかし、ルールはありません、自由なので

自由だから必要以上に強くパイを押しつける、という発想はかわいい人の物ではなくまさにスケバンのそれではないか? と思います。この裁判はそれが(暴行)罪にあたるか? ではなく、スケバン的であるか? を問うものであるのに、松浦さんの反論はひたすらそれが禁止されていなかった、という点に立脚している。これは明らかにおかしいので、そもそも松浦さんの主眼は、自分がスケバン的であるのを否定することよりも、自分は自由なのでスケバン的でさえあり得る、アイドルであることはそれを規制しない、出来ない、ということを主張することにあったのでは? とさえ思えます。

藤本さんによる告発を間に挟んで、北陽さん(お笑いタレント)による第三の告発。「松浦さんは私服で錨付きの革ジャンを着てくる上、ゴルフクラブでの浣腸を試みるなど行動がギャングそのもの」との「プロフィール詐欺罪」。これは明らかにプロフィール"詐称罪"が正しく、北陽さんもそのように言っているのに何故か番組内では「プロフィール詐欺罪」で押し通されます。最後の石川さんに対する罪状は「年齢詐称罪」なのでこの辺の不統一感は不思議です。松浦さんの反論。それに対する藤本さんの反応。

松浦
まずねぇ、私服に対しては自由でしょ
藤本
自由をさっきから推すよね

藤本さんもさっきから自由が強調されることに疑問を抱いていたようです。ここでも、自由だからといって錨付きの革ジャンを着ることは全くかわいい人的ではないので、反論になっていません。ただ、これは裁判形式でスケバンであるかどうかを判定するというそもそものアイデアに無理があった、と考えるべきかもしれません。有罪にならない行為がスケバン的でないことを示すわけではないからです。現にスケバン刑事も超法規的に合法な存在としてスケバンをやっているので、おそらく有罪ではないです。

そのような番組制作側の瑕疵を差っ引いても、松浦さんの自由に対する拘りは異常であり、藤本さんはそれを「自由を推す」という形式で把握した。ここから、自由推しという概念が誕生しました。